施術の原理

当院の施術はすべて解剖学、生理学、運動学という学問に裏付けられたものです。
解剖学とはその名の通りヒトの身体の作りや形について学ぶ学問。生理学とは生命現象を機能の側面から研究する学問。運動学とは人体における力学の一種です。
施術において、解剖学・運動学の観点から痛みの原因を探り、生理学的に証明されている身体の反応を用いて痛みを改善させます。以下に大まかな説明を載せていますので興味のある方はぜひご一読ください。

姿勢が及ぼす影響

人間の体は本来の正しい骨配列というものがあります。(これをアライメントといいます。)
アライメントが悪いと朝起きてから夜寝るまでずっとどこかに負担がかかります。
たとえば、腰は本来前弯していますが、前かがみの姿勢は腰の反りは減少し、後弯してしまいます。
腰部の筋肉は引き延ばされながらも姿勢維持のために力を使い続けるため、普段よりつかれてしまいます。

「こり」とは

筋肉が休むことなく働き続けると、筋肉の中を通っている毛細血管やリンパが圧迫され、循環不全が生じます。血液やリンパが流れないことで体は即座にヒスタミンやブラジキニンといった疼痛刺激物質を放出し、痛みやしびれを引き起こすことで体の危機的状況を知らせてくれます。

筋肉は力を入れる時だけじゃなく、力を抜く時にもエネルギー(カルシウムイオン)を使うので、循環不全が生じると力が抜けなくなってしまうのです。これが所謂「こった状態」です。この時、筋肉の中には筋硬結と呼ばれる微小なしこりが発生します。

筋肉がこると痛みやしびれを感じますが、上記のように力が抜けないため血管やリンパへの圧迫は解除されず、自力ではなかなか抜け出せないのが悩ましいところです。 筋肉に刺激を与え、筋肉全体や筋硬結をほぐすことで痛みの改善が望めますが、筋肉への日常的な負荷を取り除かなければ「こり」は繰り返してしまいます。

運動の重要性

運動すると働く筋肉は収縮⇒弛緩を繰り返すため、血行が良くなります。また、反対に位置する筋肉(拮抗筋:例えば上腕二頭筋に対する上腕三頭筋)はストレッチされます。これらの効果により「こり」が形成するのを防ぐことができます。
関節を動かすことで関節液と呼ばれる関節軟骨を栄養する液体が循環し、軟骨の擦り減りを軽減してくれます。
筋力・持久力が強くなることで良い姿勢の保持が長時間できるようになるため、健康的な生活が送れるようになります。
このように、運動すると良いことがたくさんあるのです。